2022年9月現在日本では3回目、4回目のブースター接種率は高いが、感染者、死亡者でEU及び世界の平均値を上回っている。


ブースター接種率 (%)


100万人当り陽性者、死亡者


2022年9月現在の主流株
米国ではオミクロンBA.5が86%、BA.4が13%。
日本ではBA.5が92%、BA.1は0%。



ファイザー社のマウス実験資料では武漢型ワクチンは武漢株に対して516の抗体価で、デルタ株に対しては343、355の抗体価であると示している。ブースター接種しているワクチンは同じ武漢型でオミクロン株に対しては20しか抗体価がないと示してる。
このブースターワクチンはオミクロン株では武漢株の1/25、デルタ株の1/17の抗体価しかないとし示している。効果は微少。


オミクロン株対応ワクチンのファイザー社資料 (マウス8匹のデータで国のワクチン政策を決定する資料)

武漢型ワクチンがオミクロンに対して効果は微少なのはファイザー社も当然わかっておりオミクロン株対応のワクチンの開発に着手しオミクロン用のワクチン(BA.1対応、BA.4/5対応)を作り上げた。


オミクロンBA.5株対応のワクチンの前にBA.1株対応ワクチンを作成した。BA.1株対応ワクチンBA.1株に対して抗体価3490で効果が期待できるが現在主流のBA.5に対しては抗体価436で効果は期待できない。そこでファイザー社はすぐBA.4/5対応のワクチンを開発し、BA.4/5株に対して抗体価は4935と期待できるものとなった。武漢型とBA.4/5型をミックスした2価ワクチンでも抗体値2075で効果は期待できる。
しかし作ってしまったBA.1株対応ワクチンが余剰品となってしまった。しかし手はある。