「ワクチンの境界 - 権力と論理の力学 / 國部克彦」 抜粋

「役者」(=政治家、役人、科学者、専門家、経済人など)は、役を演じることでシステムから生活の糧を得ているので、全力でシステムを守るように動きます。もちろん、「代役」はいくらでもいますから、権力の指示に従わない「役者」は交替させられます。

・民主主義のプロセスに従って抵抗しようとしてもまず成功しません。政治家や役人に陳情しても、彼らはシステムの一部を構成する「役者」ですから、ほとんど効果はありません。仲間を集めて議員に立候補しても、システムの支援がなければ当選するのは非常に困難ですし、たとえ議会に少数の議席を確保できたとしても、システムによる多数決の原理で簡単に否決されてお終いです。

・問題の本質は、人間ではなくシステムですから、政治家や専門家を批判したり、製薬メーカーに抗議したりしても何も変わりません

・権力を守るために、権力者はなりふり構わぬ動きに出ることがあります。本来、思想信条の自由や表現の自由は民主主義国家の最高の規範のはずですが、それすらも踏みにじって、自らと異なる意見をデマとして封じ込めようとしているは、その表れと言えるでしょう。

審査する専門家と製薬会社の利害が一致していたら、国民にはどうすることもできません。科学と経済が結合してしまうと、そこに民主主義のプロセスは介入できないのです。

・システムは、自分自身の権力を損なう可能性のある対象については、議論を避けようとします。…ワクチンについても同様の状況が生じたことは、生権力にとって、それだけワクチンが重大な役割を担っていたからに他なりません

厚労省に文句言おうが、ワクチン政策をやめさせることなんてできません。
国会議員に文句言おうが、ワクチン政策をやめさせることなんてできません。
もっと上のところで決められていることですから。

所詮彼らも操り人形でしかないのです。
自分の立場を守るため、自分の家族を守るため、気づいていても興味のないフリしてやっていくしかないのです。

それが今の社会のシステムです。

このシステムを変えようと思って、高い志を持ち、熱い気持ちで議員になっても、一定の票は獲得できるかもしれませんが、日本を変えることはできない。
お金で動かされる国会議員の方が多いから。
たとえ総理大臣になったとしても、日本を変えることはできない。
もっと上の方から司令が来るから。

輸入にばかり頼っていたり、インフラにも外資系が入り込んでいる日本にとって、完全に独立してやっていくことは今や不可能です。
孤立したら国民が苦しみます。
上の人に気に入らないことをすれば、日本なんて一発で経済崩壊、飢饉が訪れますよ。

高い志を持った人が総理大臣になったとして、「国民が飢えや貧困に苦しむことになるがそれでもワクチン政策やめるのか?」と脅されたらどっちを選ぶのでしょう?

国民を守りたいと思うからこそ、ワクチン政策を受け入れてしまうのではないでしょうか。
ワクチン政策やめれば、全国民が苦しむ。(ついでに自分に次はない。命の保証もない。)
ワクチン政策続けても、気づいてもらえれば助かる人も多くいる。
どっちが多くの国民を救えるかといったら、ワクチン政策を受け入れる方になってしまうでしょう。

批判される方もいるかと思いますが、いろんな委員会とかで厚労省の官僚を詰め寄ったり、国会で活動しても、結局茶番にしか見えないのです。
根本を変えることはできない。
メディアでも報道されないですし。
なんなら公開された動画は削除されますし。

大体国会自体が演劇ですしね。
事前に質問と答弁が用意されていますから。

ただ一部の人かもしれないけど、ネット情報で気づく人もいるかもしれない。
そういう意味では、意味のあることではあるかもしれません。

一人でも多くの人に気づいてもらえるように各地の医師たちなどが情報発信したり、啓蒙活動を行っています。
医師だけでなく、自分でしっかり勉強し、啓蒙活動されている方も多くいます。
それによって一人でもワクチン接種が回避できたら意味のあることです。
地道にやっていくしかありません。

国を変えようとしたり、政治家や官僚を責めても無駄です。

自分はその点は冷めた目で見ています。

社会のシステムは簡単に変えられません。
社会のワナというものは消し去ることはできません。
ワクチン政策も廃止にすることはできません。
国民一人一人が気づいて、みんなが個々にワクチンを拒否しなければなりません。
各自おのおので行動するってことです。
それしか自分の身を守る方法はありません。



今の日本の本質を突いている。うーん考えさせられます。
前の戦争は2発の原爆で敗戦。コロナ敗戦はどうなるのだろう?
何時、どのような形で?