厚労省の超過・過少死亡のダッシュボードでは2023年2月以降超過死亡は無いことになっている。


しかし全死因死亡は2022年と同様である。


厚労省の超過死亡は過去5年平均アルゴリズム(日本の厚生労働省超過死亡研究班では、5年間のベースライン計算の中に2020年以降のデータを含め(例えば2022年の1月や2月の超過死亡算出に対して)、統計解析的には現状がエンデミックに向かっていることを含蓄している(もちろんベースライン期間の超過・過小判定に対してはその影響の補正を行なっている))である。



これを欧州死亡率モニター(EuroMOMO)の用いるEuroMOMOアルゴリズム(WHOは超過死亡数を 「平時に予想される死亡数と危機発生時の死亡数の差」 と定義しています。 そのためWHO、米国CDC、 Our World in Dataではパンデミック以前のデータを 比較データとして使用しています。)で見てみると日本の超過死亡は多いことが判る。

EuroMOMOアルゴリズム(Mortality Match)
何故か?上記のグラフがNo dataとのことで時々表示されなくなる。データ更新中?
上記Mortality Matchが表示されない場合はOur World in Dataに日本の超過死亡があるのでこちらを参考に。

2023年2月までは厚労省もEuroMOMOも同様な傾向を示しているが、2月以降は厚労省は超過死亡がマイナスになっている。まあ厚労省としてはこうしたいよね。大本営発表だからこれでいいのです。

アルゴリズムで超過死亡は評価が大きく違ってくる。EuroMOMOや実死亡数を評価しなきゃだめじゃないの?

知らんけど。